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こんにちは!Twitter/@RYUです。
本日はこんな記事を書きました。ebayの2019年早期セラー・アップデートについて
ebayでは健全なマーケットを維持するために1年に2〜3回のペースで「セラー・アップデート」というものが実施されます。その中にはebay上のルールの変更、販売ページのデザイン変更などが含まれます。今回対象となるサイトはebayUSのみです。
セラーアップデートはebay上でセラーとバイヤーが気持ちよく取引するために欠かせないものだと私は理解しています。これまで私自身があまり内容をこまめにチェックしてこなかったのですが、アカウントヘルスに大きく関わる改定があったりするので知っておいて損はないと思います!
今回は4月下旬までにアップデートされる改定内容についてebayのサイトを確認しながら解説していきたいと思います!動画では私が「これはチェックしといたほうがいい!」と思うものを重点的に解説しています。
ebayの2019年早期セラー・アップデートについて
- 今回改定される項目一覧
- 注目すべき5つの改定について
- まとめ
こちらの動画も合わせてご覧ください!
今回改定される項目一覧
・セラー・ハブから直接出品中の商品情報を編集、直接注文情報をダウンロードが可能に
・固定価格形式の商品の出品期間は全てGood ‘Til Cancelledに
・出品時に、eBayカタログを用いずにitem specificsを追加
・「New other」コンディションの商品の自動更新
・Terapeakの利用がeBayから可能に
・州別消費税の要件の変更
私が注目したのはこちらの5つ。
- “Offer to buyers”バイヤーに割引価格を提案する機能がセラー・ハブに登場
- セラー・ハブから直接出品中の商品情報を編集、直接注文情報をダウンロードが可能に
- 固定価格形式の商品の出品期間は全てGood ‘Til Cancelledに
- Terapeakの利用がeBayから可能に
- 州別消費税の要件の変更
ebayでの説明も踏まえながら解説したいと思います!
注目すべき5つの改定について
“Offer to buyers”バイヤーに割引価格を提案する機能がセラー・ハブに登場
Offer to buyersで何ができるかというと、出品中の商品の一部についてバイヤーに割引価格を提案できるようになります。出品中の商品に関心のあるバイヤーのみに送ることができるのが特徴です。*使い方についてはebayHPをご確認ください。
・オファーにいちいち答える手間が省ける
・セラーが自由に割引価格を通知できる
・割引価格は48時間で失効するのでその前に購入するよう勧めることができる
Offer to buyersではBest Offerよりも対象を絞ってセラー側からOfferできるので、Best Offerを使ったことない人も「オファーってどんなものか?」を知るには使いやすい機能かなと感じました。私自身、Best Offerをつけることにより売上が伸びたり、利益が取れる販売ができたという実体験がありますので、まずはOffer to buyersから試してみるといいかもしれませんね!
セラー・ハブから直接出品中の商品情報を編集、直接注文情報をダウンロードが可能に
出品中の商品情報を変更するには Seller Hub → Manage active listings → 編集したいアイテムIDを検索 → Editから商品情報を編集 という手順でした。
今回のアップデートにより、セラー・ハブのActive Listingsページから直接、商品情報(価格、数量、そしてカスタムラベル)を編集できるようになります。変更したい箇所にマウスカーソルを乗せ、鉛筆アイコンをクリックして情報を入力し、「Submit」をクリックすれば入力した情報が反映されます。
これは出来そうで出来なかったことで、ちょっとした変更をしたい時にはすごく便利でいい!と感じました。
これもありそうでなかった機能ですが、左端に追加されるDownload reportを押せばたった1クリックで現在までの全注文に関して注文情報をダウンロードできるようになります。
これまでは一つ一つオーダーIDをチェック → more → Download を押して注文情報をダウンロードしていました。3年ほどこのアカウントページを使っていますが、結構画期的なアップデートだと感じました。
固定価格形式商品(fixed price)の出品期間は全てGood ‘Til Cancelledに
ebayでは出品手数料がかかることはご存知だと思います。戦略的に出品期間を短くしているセラーもいますが、これからはfixed priceの商品に関しては出品期間を短く設定することが出来なくなります。
出品期間がGood ‘Til Cancelledになるとどうなるのかというと
- 30日以内に購入されない場合30日毎に自動的に再出品される
- 30日毎に出品料が発生する(毎月の出品料無料枠範囲内のものは無料)
- Good ‘Til Cancelled形式で出品している商品では在庫切れ機能が使える
在庫がある商品に関しては自動で再出品されると楽ですよね。在庫が0となった場合でも、Good ‘Til Cancelled形式で出品している商品のページではバイヤーには在庫切れとして表示されます。
・再入荷した際には新しく商品ページを作る必要がない
・そのまま在庫を復活させることが出来る
・在庫を復活した際にはバイヤーは簡単に当該商品を見つけることが出来る
Terapeakの利用がeBayから可能に
Terapeak(テラピーク)は出品商品のリサーチ、カテゴリーやトレンドのリサーチ等ができるツールです。 トップセラーがいつ、何を、どのように販売するかを知ることで売上拡大対策等行うことができます。(ebayHPより抜粋)
・市場ギャップや重要な販売時期を特定する
・最適な仕入れを行う
・検索キーワードを最適化し、商品がバイヤーにより多く表示されるようにする
ベーシック以上のeBayストア向け料金プランを選択していれば、TerapeakのeBay情報分析ツールが無料で使用できるようになりました。
以前有料版を利用していましたが、使いこなせずに解約してしまっていたのでラッキー!って感じです。(有料版では自身のストアに出品している商品についても連携させて分析といった機能などもありました)
無料版で利用できる機能はリサーチ機能のみですが、ベーシック以上のeBayストア向け料金プラン利用者に無料なのは十分すぎる特典だと思います!
州別消費税の要件の変更
ebayではセラーが様々な国で販売しやすいように、それぞれの地域の税制に乗っ取り売上の中から必要な税金を徴収・送金してくれているため、個々のショップが税金を納めなくていいようにしてくれています。
州別消費税の要件の変更というとなにやらわかりにくいですが、アメリカでも以下の州に関しては、ebayが注文の売上税を計算、収集、および送金しますよというお知らせでした。
・ワシントン州 – 2019年1月1日から
・ミネソタ – 2019年1月1日から
・ペンシルベニア州 – 2019年7月1日から
・オクラホマ州 – 2019年7月1日から
今後は越境ECにおいてはいろんな税金やルールが変わってきそうですね、日本に住んでるから他の国の税金は関係ないと気を抜けなさそうです。
まとめ
いかがでしたか?私的には今回のアップデートはセラーの意見や利便性をめちゃくちゃ考慮してくれてるな〜!と感じたセラーに嬉しい変更ばかりでした。特にTerapeakのリサーチは嬉しい特典なのでこれからどんどん使っていきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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